楽しかった日々を思い出しながら暮した一年もあと少し・・・。
毎日毎日6年間列車代行乗務員さん達に
「行ってらっしゃ~~い✋」「おかえりなさ~~い👍」って宿の前を通って行くバスに向かって手を振って
送り出していたのも今となっては懐かしい思い出。
4月1日の朝に最後の乗務員さん達を見送り
そこから新聞にも載っていたとおりに
「2~3ヶ月休んでそれからまた宿をあけるか?」と
決めた私達だったけれどある日お父さんが
「一生懸命に休みなくやってきた自分たちへのご褒美?にこの辺で思い切ってお母さん?
宿を辞めてのんびりと暮そうか?」って言ってきた。
聞いたときにはビックリしたけど
「今が辞め時かな?」って思って私も賛同。
決めて数日経過、即看板を降ろし垂れ幕も下げた。
その様子を寂しそうな顔をして見ていたお父さん
だったけれど
翌日には「ゆったりのんびりと、したいことをして
食べたいものを食べて、宿をしてた時のように
帰る時間を決めなくてもいい自由な出掛け方をして
楽しい老後を生きていこう!!」と切り替えたお父さんの顔は一点の曇りもなく晴れ晴れとしてた。
脱サラしてから始めた「駅前民宿」の経営は
こうして自分達の第2の人生の為に6月30日で
閉店しました
列車代行の宿として沢山の人と人との縁を繫いできた
6年間でもありました。
看板を降ろしてからも今でも
乗務員さん達が奥さんや子供さん達と
そしてこっちに来ていた乗務員さん達仲間と一緒に
「父さんと母さんの顔を見に行くからよ~~」と
やってくる。
「それが何よりも私達は嬉しい(*^_^*)」
列車代行の宿としての営業が終ったときには
「御苦労様!!」って戴いた花が民宿の廊下一杯に
置かれ賑やかだったけれど
今はもう殆どを物を整理してしまい民宿の方は
お父さんの運動場(毎日のウオーキングコース)に
なっています。
もう今は様似駅前にあるただの大きな家になりましたが
街の方へ買物に来たついでに
「お~~い!元気で居たか??」って
お父さんの同級生や私の友達が遊びに来てくれます。
「今までは宿をやってて忙しいと思ってたから
遠慮してたべや~~~(^_-)」って言いながら。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうして閉店した後もお父さんも私も元気バリバリで
むしろ自由時間が沢山出来て毎日が充実していますので
「みんな安心してね~~」
2021年も残すところあと1日。
今日は民宿の方からバスに手を振る居間の方まで心を込めて念入りに掃除をしました。
毎年あっちこっちにお正月飾りをしてましたが
今年は自宅玄関のみにチョコッと飾り付けを。
勿論それは
「息子がいつも御世話になっています。
私が作った物ですがどうぞどこかに飾って下さい!」と
乗務員さんのお母さんから戴いた物。
「これからも毎年忘れずに飾りますよ~~お母さん!!」
さてさて~~~明日は大晦日。
「年越しのご馳走を食べようかな?」と
思ってるところにひょっこり
「父さ~~ん! 母さ~~ん!!」って
また乗務員さんがやってきそうな予感(^_^)v
「御馳走は少し多めに用意をしておこうかな」
でも、ウニは赤潮の影響で絶滅、
今までのようには食べられなくなったけれど
「何とか美味しい物を作っておきますよ~」
今日は長文のブログになりましたが
ここまで読んで下さってありがとうございました。
ペンションランキングから脱退しましたが
今まで通りに頑張らずのんびりと
書きたいときに書いて更新しようと思っていますので
よろしく御願いいたします。
ブログを書いてる目の前では「JR北海道バス株式会社」の社長さんから戴いた置き時計が
「チックタック、チックタック」と
今年最後の時を刻んでま~す(^_^)v
今日の様似町はもうお昼だというのに
まだ路面がツルツル~~~m(_ _)m