とうとう明日から解体されるかと思えば寂しい~。
今朝、玄関に見慣れない人が入って来た(';')
「明日からここのふたつの物件を
解体することになりましたので
よろしくお願いいたします」
新ひだか町三石の「(株)三浦興産」の
所長さんでした。
以前、駅前民宿に泊ったことがある人なら
全体を網で覆っているこの大きな建物と
駅前民宿側のすぐ横のこの小さな建物を
覚えていると思います。
以前、泊まったお客様から
「なして母さん、隣りを壊さないのさぁ?」とか
「様似駅に降りたら一番先にこの大きな空き家が目についてがっかりしたわ!!」とか言われてたので
「いつ解体するのだろう?」と
いつも気になっていたのに
いざその解体が明日から始まると知ったら
急に寂しさがこみ上げてきてこの建物を
写真に残こそうと決めた。
お父さんも
「この建物の歴史を今日のブログにお母さん、
書いてみたらどうだい!!」って珍しく言ってきた。
「お父さんもやっぱり名残惜しいのかも"(-""-)"」
網の架かった大きな建物はかつての
「丸勝旅館(後にレストラン大将)」
「風はひゅ~るひゅ~る~~」と歌って
「えりも岬」ブームが来て、
今はまだ復旧の目途がたっていない
観光客が駅の前で待っている何台ものバスで
「えりも岬」へ行く光景が見られたのに
その後、森進一が
「えりもの春は何もな~~い・・・」と
歌った歌詞が悪かったのか?
次第にそのブームは去、やがてこの大きな建物
宿からレストランになりそしてお店は閉店、
空き家になった物件。
小さい方は昔の「東様似郵便局」
郵便局の奥にはここの局長さん一家が住んでいて
私と同い歳の男の子もいました。
ベランダ前に見えるこの空き家も駅前民宿と一緒
右へ左へと大きく動いてたのを思い出す。
「丸勝旅館(後にレストラン大将)」と
「東様似郵便局」
そして駅側に
「丸安旅館(今の駅前民宿)」が
並んでました。
また駅前民宿の前の
「日高信用金庫様似支店」は以前、
「旧国鉄バス様似営業所」が
あった所でした。
明日から始まる解体は今月いっぱいかかるそうですが
出来るだけその解体されていく経過を写して
ブログにアップしていきたいと思っていますので
「どうぞ、見て下さいね~」
我が家に戻って来る乗務員さん達にも
「迷惑を掛けないようにしますので
よろしくお願い致します」と所長さんが
言って帰りましたのでご安心を。
今、解体されて行く建物もあれば
今、新しく(様似中学校跡に)建てられている
「特別養護老人ホーム・ソビラ荘」もあって
様似町は今、変わりつつあり~。
駅前民宿でも昨日から物置と車庫の修理が
始まってま~す。