「泣き出したい位だよ~~、女将さ~~ん!」と。
「警報が解除されるまでじ~っと電話を入れないで待とう!」と
話し合い今朝までテレビ画面を観ていた私達。
心配している相手は沖縄の「ちっちゃなお宿 風の丘さん」と
「ヒロ・コーヒーファーム」のTちゃん。
「うみつばめさん」からは
「女将さ~~ん!大丈夫だから~」とコメントがあったので
ひと安心しましたが
あとのこの2人の事が心配だった。
「警報解除」になったのを知って初めて電話を入れた。
「大変だと思って電話をしなかったんだけど大丈夫だったの?」と聞いたら
「みんな、沖縄の台風の凄さを知らないからね?凄かったよ~」
「家(ペンション)は大丈夫だったけど・・・、
後片付けがもう大変で、女将さ~ん!泣き出したい位だよ~」って。
それを手伝ってあげられないもどかしさに私は思わず泣けた。
「ヤッパリ『風の丘さん』も、いっぱい!いっぱい!だったんだ?」
電話をしないでじ~っとしていた私達の気持ちをちゃ~んと
分かってくれてひと安心。
「12日には予約のお客さんを受け入れなくちゃならないので
女将さ~ん!後片付けに頑張るからね~」って
逆に私が励まされたみたい。
「ヒロ・コーヒーファームさん」にもやっと昼過ぎになってから
私からメールを。
「お母さ~ん!今回の台風は大丈夫だったよ~。
前回の大型台風の方が凄かったと思う。
午後からお店を開けてもう頑張ってるよ~」って
メールが返ってきました。
これでやれやれ・・・ひと安心。
ひと安心していたら今度は私達が大慌て(@_@;)
今夜、泊まるお客様から
「えりも岬や黄金道路を走って十勝へ行こうと思ってましたが
通行止めってことで申し訳ありませんがキャンセルを・・・」と。
月曜日から滞在していた仕事の人達も
「母さ~ん!仕事にならんから一旦帰るわ~~」と昼から戻り。
夕方から雨が降り出してきたら今度は今度で
「国道336号」の「冬島ー旭」間が通行止めになりえりも町に帰れなくなった
お客さまで大慌ての夜となりました。
勿論、「黄金道路」も「通行止め」に。
帰って行く人、帰れなくなって入って来る人でまた駅前民宿に
賑わいが戻ってきました。
こうしたお客様の為に廊下に冷たい麦茶を追加して置きました。
昨日、実家の花畑から貰って来た花で作ったメモ紙にひと言添えて・・・。
さてさて、開通するのは
「明日の何時になるだろうか?」
「それまでどうぞ、お好きなようにお過ごしくださいね~~」
手拭いとバスタオルを各部屋に
「届けてあ~げよう」