駅前民宿はいつの間にか魚屋さんに変身?



朝早く,民宿の駐車所から車の出て行く音がした。
「あれっ!学生さん達、どこへ行ったの?」
今日から隣りの様似町教育委員会に挨拶をして
その後は様似小学校へ行くと言っていた旭川校の学生さん達?
「どうしたんだろう?」と思っていたら暫らくして民宿に戻って来た。

部屋の掃除に行って冷蔵庫の中を見たら釣ったばかりの大きな
「油子(あぶらこ)」がビニール袋の中に入れて入ってあった。
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「どうしたもんか?」とず~~っと不思議だったから
夕方帰って来た学生さんに聞いてみたら
「朝早く港に行って釣りをやったら魚が釣れちゃって~~」だって。
まな板の上に置いてみたらまな板と同じくらいの大きさな油子。
「持ってきた竿が細くて、そのあとに大きな魚が来たんだけど
釣ることが出来ずに諦めて帰って来たんだわ~~」と。
見せてもらったらヤッパリ大物を釣るにはこれじゃ~竿が細すぎるかも。
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学生さん達の話を聞きながら今夜のおかず一品を作りました。
油子の煮付け。

これだけじゃ~おかずに足りない(*_*
「8時頃まで、また釣って来る?」と行こうとしていた学生さんに
「この竿じゃぁ~大物は釣れないよ~~」ってアドバイス
それなら
「実家の兄(昔は良く大物を釣っていた)の所に行きなよ~~」と
私の先導で会所町の実家に連れて行き・・・
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兄自慢の竿を借りて釣りの手ほどき?を受け・・・
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「いざ!!赤灯台へ
・・・・・それから約3時間。
兄から
「釣ったぞ学生さん達、」40センチもある大物の油子を釣ったぞ!」と
電話があり、それに続いて
「今から帰ります!!」って学生さん達からも
嬉しそうな電話がきた。
帰って来るなり
「母さ~~ん!おっきいのが釣れたよ~!!」
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流石、兄の竿で釣った魚は40センチの大物。イメージ 5
一番大きな油子は学生さん達の今晩のおかずの刺身に。
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刺身に捌いた残りのアラは他の小さな魚と一緒に「アラ汁」に。
中間の大きさの魚は
「明日の朝ご飯のおかずにする」ってこれも朝に釣った魚と同じく
煮付けました。

乗務員さんの中にも「釣キチ三平?」さんがいて自給自足の生活を
楽しんでいる方もいますが
こうして様似町の駅前民宿に泊まって魚釣りを楽しんでいる
滞在さん達がいて
「お陰様で私達も楽しい毎日を過ごしていま~~す」

素泊りのお客様ばかりをお受けしていますが魚釣りをしてきた
お客様の要望通りに
「いつでも言ってくださ~い。魚のおかずを作りますよ~~」

当分は食事なし素泊りのお客様のみしかお受けしていませんので
「よろしくお願いいたしま~す

北海道教育大学旭川校Hさん、Oさん、kさん・・・
「夕食のおかずは美味しいかい?」
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明日も乗務員さん達と学生さん達との一つ屋根の下での
楽しい駅前民宿の一日に
「なるかな?」



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