「皆さん?リングプルで車椅子を貰えるっって話、知っていますか?」
今朝、朝食を食べて帰ったSK工業さん達

「長い間ありがとうございました」
皆さんが初めて駅前民宿にきた時は
社長さんが苦手に思えてね?
一見すると「お~ぉ、強面~~。おっかない人?!」と思って
お味噌汁をテーブルに置く時や、朝食の時にも「お早うございま~す!」と
いうときにも私の心臓はいつも「ドッキン!ドッキン!」脈を打つ

ひとつ屋根の下で暮らし慣れてくるとはいえ「どうも苦手?」
腕?に自信のあった「おもてなし」も本領を発揮できずに引っ込み思案??
「なんとかしてこの不穏な空気を変えなくては」と頑張っているのだが
いつも心が「チクチク(+o+)」と痛みました。
ある日のこと社長さんが私に
「従業員のひとりに障害者の子供を持っている人が居てなぁ~、
12年間集めててもまだタンスの引き出しひとつなんだと。
ドラム缶にふたつ集めないと車椅子がもらえないと言って
必死に集めてるのを見てそれじゃぁ会社ぐるみで
集めてやろうと決めたんだ」と言った。
この話をしてから「おっかない社長さんだ」と思っていたのに
それがとっても良い人に見えた(*^_^*)
ゴミの分別ではいつもペットボトルのキャップとリングプルを
マメに集めていたお父さん。
そのお父さんが物置に行って貯めていた「リングプル」を持ってきて
早速「これしか集まっていないけどそのお父さんにやってくれないべか?」
とあげてましたね~~












「こんなときもあるかと思って集めていたのが役に立った!」
「お母さ~ん!また集めればいいだけのことだ。
沢山、集めて会社の方に送ってやるべし
」


この話を聞いて感動したんだね~。
これからも障害の子供さんを持つこのお父さんの為に
駅前民宿では「リングプル」を集めま~す。
「どうぞご協力をお願いいたしま~す


」



