母が旅立ちました。

   みのや雅彦」の「母子歌」
 
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     幼い頃 母の背中で
     
     優しい歌 いつも聴いていた
 
     
     自分の為 子供の為に
     
         ・・・・・・・・・・・と。
 
   この歌を聴く度に二人して泣いた。
   「そうなんだ~、母の背中にね~?」
   母は身体の大きなこの私を産んだとは思えない位に、小さな小さな人でした。
   「女は髪が命?」と思っていた人に相応しく
母の寝ていた枕の下からはピンク色の小さな櫛と強請られて蓋を折ってあげたコンパクトの鏡が出てきました。
 
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     「母らしい、旅立ちの小道具?」
   「母の形見にしなさいね~」と、義姉から貰いました。
   
   着物の似合う母の棺には父と一緒に皇居へ勲章を頂きに行った時の思い出の着物も入れてあげるつもり。
   母の最期をお世話してくれた看護師さんに
   「最後まで意識があってシッカリした態度は本当に御立派でした!」と褒められた母。
   昨日7月10日のお昼12時、94歳の旅立ちでした。
   そんな母を見習って私も
   母の様に・・・常に身だしなみには気を使い~
   母の様に・・・常にシャカシャカと歩き~
   母の様に・・・常に綺麗好きに過ごして
   生きたいものです。
 
 
   仮通夜、本通夜、そして告別式と
   まだまだ送りだすまでにはこれからやることがいっぱいですが夕べは母の線香守りを務めました。
 
   「おいおい?お母さん?スッカリ寝不足でやつれてしまったな~?ほ~れ!目もひっこんでしまってるぞ~?」と、お父さんに言われながら今夜の線香守りは
お父さんになりました。
 
 
   亡くなった父が惚れた?若かり日の母と生後6カ月の私との写真・・・のこりました。
 
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     予約のお客様にはご迷惑をお掛けしない様に電話を下さった段階から母のことを話し理解をして頂きましたので先ずは母のことを優先出来ています。
「長い間、母に対してのご厚情ありがとうございました」
   
         今しばらくそ~っそ~っと、お願い致しますね?
 
 
 
 
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