一番最後の602便のバスを運転して様似に戻ってくる乗務員さんとなるのが今日入ってきたHさん。
毎日、朝起きたら
「廃線まであと何日??」と数えるようになりました。
今朝・・・
「父さん! 母さん! 御世話になりました」と
いつもはあまり喋らない人だったのに、
今朝は別人みたいに?いろいろ喋って別れを
惜しんでいました。
宿の方の玄関でみんなで並んで撮そうと思っていたら
そのIさんの方から
「垂れ幕の方で撮そうよ~~」と言ってくれたので
そっちへ移動。
もう一枚別れの写真を撮りました。
Iさんは列車代行乗務員さん達の中でも一番の歳頭のようなんですが出勤するときにはとっても格好良い外車に
乗って颯爽と駐車場から出て行きます。
「きっと私と同じく気持ちは若いんだね~~(*^_^*)」
車の窓から手を降りながら
「母さん! ちゃんとまた遊びに来るから
来たときには泊めてよ~~」って。
来た初めの時には何だか少しぎこちなかったけれど
今ではもう言葉のキャッチボールが
ポンポン、ポンポン出来るようになったのも
「ひとつ屋根の下で暮してきたから何だなぁ~」と
思いました。
そしてお昼過ぎ・・・
今日から3月31日の21時59分の終便まで乗務する
「JR北海道バス株式会社厚別営業所」のHさんが
今回で7度目の列車代行として赴任してきました。
「母さん! 3月31日俺、バスが駅に向かって信号から左折してきたら絶対に泣くわ~」
「顔にワイパーを付けていないと駄目かも??」と
今から号泣するかもしれない自分のことを想像して
言ってくれた。
「泣きそうなのはHさんだけでなくて
『母さんも父さんも今から号泣するだろうな~』って
おもってるのさぁ~~」
こんな会話してその日まで仲良く暮そう(*^_^*)
16時50分・・・
今日で4週間の乗務を終えて
「JR北海道バス株式会社札幌営業所」のMこ~ちゃんが
無事に様似到着。
「御苦労様~m(_ _)m」
「今夜は母さんがカレーを作ったので宿に居る人みんなで仲良く食べてね~~」
Mこ~ちゃんはいったん札幌へ戻るけれどもまた4月1日廃線の朝まで乗務しますのですぐ様似に帰ってきます。
「こ~ちゃん! 部屋はそのままにしておくから
心配しないでいってらっしゃ~~い」
「母さん! あと少しで俺は最後になるから
父さんと母さんとで食べて」って
生寿司ふたつ買ってきてくれた
「JR北海道バス株式会社札幌営業所」のOさんは
今、19時47分発で静内に向けて
「出発🚌~~~~~~~~~~~~」
他にも・・・
「バレンタインデーに貰ったチョコのお返しだよ~~」と
「JR北海道バス株式会社様似営業所」のMさんから
お菓子を戴きました。
「みんなありがとう!!」
クリックしてくださ~い!!