今朝の別れは3人目。
「う~ぅ、今日も寒かった!」
様似はまだマイナス5、3℃だったから寒ければ寒いだけストーブの設定温度を大きくして焚けば部屋は直ぐ
暖かくなるから良いけれど
日本で一番寒い所と言われている北海道の
陸別町はマイナス22.7℃(矢印は様似町)
どれだけ寒かったか考えただけでも身震いがする。
この冷え切った朝に12月赴任3人目の
列車代行バス乗務員○○さんが別れて行きました。
7月にも来てて今回は2度目だということもあって
打ち解けた雰囲気の中でひと月暮らすことが
出来ました。
先日、その○○さんが
「母さんのオムライスを食べて帰る~~~」って
言ってくれたので
今朝はいつもより早起きしてお決まりの朝食作り。
うま煮、ベーコンの野菜添え、タラコスパゲィ、鱈焼き
そしてバニラ味を利かせた卵で包んだ炒飯。
何も残さず美味しく食べてくれました。
別れる時は勿論でした。
こうして別れた後にはまた新しい人が入る。
泣いた顔をすぐまた元通りにして
「は~~い!ようこそ。いらっしゃい!!」と迎える。
七変化もいいとこですね~゜・_・゜~
列車代行バスの乗務員さん達の本格的な宿泊先となってから早いものでもう8ヶ月目。
昨年、不通になってすぐの1月から数えると
1年が経ったことになる。
お父さんと2人、
「毎日毎日、休みなくやってこれたな?
お母さんご苦労さ~ん」って言ってます。
これもみんな私達に乗務員さん達が
良くしてくれたから出来たことと
「感謝しています」
今日、1月赴任2人目として入って来た○○さんが
「母さん!ご飯を炊いてくれるって前に来ていた
乗務員から聞いて2キロ入れの米を買ってきたので
すみませんが炊いてくれますか?」って
マツコ・デラックスのコマーシャルで有名になっている
「ゆめぴりか」を持って台所にやって来た。
早速、炊いて
○○さんの食べる量をパックに入れて、ラップして
大型冷凍庫へ。
これでラップのご飯は○○さんが入って3人分が
入ったことになる。
帰る人の中には炊いたご飯が残ると
「母さ~ん! 後に残っている人に
これを食べても良いよ~」って置いて行く人もいます。
これはみんなが仲良く暮らしていた証拠だと
私は思っています。
今日は、入れ替わりの日なので
家を空けずにじ~っとデスクワーク。
今までの乗務員さん達の写真整理をしたり
タブレットの中に残ったままの写真を
プリントアウトしたりしてこの通りテーブルの上がいっぱいに。
今朝、○○さんと別れ際に撮った写真も
ラミネーターに挟んで仕上げ追加。
22時・・・。
そろそろ、ラストランの○○さんが様似駅に
入って来る時刻。
「私と同じで餅米が大好きで良く赤飯を炊いて2人して
食べてたもんねぇ、○○さ~ん?」
「ひと月、良~く頑張りました。お疲れ様~」
「お~っと大変だ!!バスが帰って来た!来た!」
信号から曲がったら手を振って迎えようとしてたのに
「間に合わなかったよ~(*_*)御免ね、○○さ~ん!」